【LGBT】同性愛をテーマにした映画!心に残るオススメ3選
昨今は日本においてもトランスジェンダー(LGBTQ)の方達が、テレビなどのメディアでの活躍を目にする機会が多くなりました。
しかし一昔前はそういった性に関しての差別意識は強く、社会的に排除されたり非難される時代だったように思います。
とはいえ、今でも全ての人に寛容なわけではなく、それらの問題に重い悩み抱えて日々を過ごしていらっしゃる方もいるのが現実です。
こちら、同性愛(LGBTQ)のシンボルとなっている「レインボーフラッグ」です。
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同性愛(LGBTQ)の世界観が伝わるオススメ映画!
今回はトランスジェンダーをテーマに扱っている映画をいくつかご紹介したいと思います。
オススメ映画その1「ムーンライト」
まず一作目は現在公開中の「ムーンライト」。
バリー・ジェンキンスが監督をした黒人の少年シャロンが主役のこの作品。
まだ観てない方はこちらです。
内気な性格の彼は学校ではオカマとからかわれ、家では母親からのネグレクトという状況の中、唯一の救いは同級生のケヴィン。
ある夜、月明かりが輝く海の浜辺でシャロンとケヴィンは互いの体に触れるのです。
そして彼はその日ことを青年になっても忘れることはなく、過去に縛られた日々を過ごしていくのです。
叙情的な雰囲気や登場人物の行間を読むことで、この作品が伝えたいテーマが色濃くはっきりと見えてくることでしょう。
オススメ映画その2「ブエノス・アイレス」
次にご紹介したいのが「ムーンライト」に多大なる影響を与えた1997年の映画「ブエノス・アイレス」。
台湾のウォン・カーウェイ監督がトニー・レオンとレスリー・チャンという二枚目俳優を起用し、ゲイのカップルを退廃的にそして艶やかに映し出しました。
二人の恋は燃えあがるものの愛の深さゆえに相手を許すことができず、嫉妬や怒りが画面いっぱいに炸裂します。
画面に映し出される象徴的なイグアスの滝のうねるような激流と飛び散る水飛沫。
水流が雫となり水蒸気となって天に昇華されていく様子は、二人のひとときの恋愛模様を移しだしているかのようでした。
オススメ映画その3「ブローク・バックマウンテン」
そして最後にアン・リー監督の2005年の映画「ブローク・バックマウンテン」。
同性愛に対して不寛容だった1960年代という時代と、その地域の切ない友情と愛の物語です。
今は亡き名優ヒース・レジャーとジェイク・ギレンホールの淡くて深いうたかたの日々。
ワイオミングのブロークバック・マウンテンで羊の管理をする仕事をしていた二人は、寒さを凌ぐために体をくっつけて温まっていた。
ただそれだけなのに、彼らの心の中の熱情が湧き上がり体を重ねることになるのです。
一晩だけの過ちであるとお互い意識はしていたし、その後は何事もなかったように彼らは別れ共に妻子を持つものの、心の奥底に眠る熱は絶えることはなかった。
ある日を境に彼らは、妻に秘密で密会を重ねることになり、かつて二人が結ばれたブロークバック・マウンテンで轟々と愛の炎が燃え上がることになるのです。
彼らにとって幸せや青春は家庭でも妻でも子供でもなく、あの時あのブロークバック・マウンテンで燃え上がった瞬間だったのです。
まとめ:同性愛(LGBTQ)をテーマにしたオススメ映画3つ
ということで、ここまで紹介した同性愛(LGBTQ)をテーマにしたオススメ映画3つをまとめます。
1・「ムーンライト」
2・「ブエノス・アイレス」
3・「ブローク・バックマウンテン」
今回ご紹介した3作品とも全て人間描写が素晴らしく、異性愛や同性愛という枠を超えて人間の心理を普遍的に描いた物語ばかりです。
少しでも気になった方はぜひご覧ください。
他にも、同性愛(LGBTQ)にちなんだ映画はこちらで観れます!
今回は紹介しませんでしたが、以下の映画もオススメですよ。
映画「カケラ」の無料動画を視聴!ネタバレ感想あり
映画「リトル・ダンサー」は無料動画でフル視聴できない!?なら・・・
特に「カケラ」は、LGBTQをがっつり本題として扱っています。
より色濃く楽しみたい方は、リトルダンサーよりもカケラのほうをオススメします。
逆に「リトルダンサー」は、ストーリーのなかでちょろっと扱われる程度なので、テーマとして取り挙げられているわけではありません。
以上、【LGBTQ】同性愛をテーマにした映画!心に残るオススメ3選でした!
参考になったら幸いです。